県民性 出身地

鳥取の県民生

鳥取県基礎データ

人口…62万人
県庁所在地…鳥取市
名物・特産品…21世紀梨、鳥取砂丘
出身有名人…沢田研二、小野ヤスシ

 

基本性格

総じて、よく働き忍耐強いが引っ込み思案な人が多い。県民性は大きく2つに分かれ、鳥取市を中心とする因幡は、地味で控えめで保守的。米子を中心とする伯耆は、開放的でさっぱりとした気質だ。

 

お国自慢 これが日本一

総人口

全国で最少。面積も香川県についで2番目の狭さ。今、鳥取では「過疎化」が深刻な問題となっている。特に暮らしにくい土地でもないのだが、人口流出の歯止めがかけられないでいる……。
世帯主のこづかいの低さ
総人口に加え、鳥取では、お父さんたちのおこづかいも全国最低ランク。なんともかわいそうに思えるが、しかしこれが鳥取人の「謙虚」という美徳として表れているという。

 

恋愛

鳥取人の引っ込み思案は恋愛にまで……。よく言えば「控えめ」でも、悪く言えば「社交性に欠ける」人たちなのだ。そのため恋愛はおろか、まずは仲良くなるまでにも時間がかかる。恋愛に持ち込むまでには、こちら側に相当な我慢強さが要求される。鳥取人の消極性はそういうものだと解釈し、覚悟を決めて、じっくり人間関係を深めていこう。
男性は極度の照れ屋。自分の気持ちをうまく伝えられない。女性も道徳観が強く、いざ恋愛となると、急にモタモタ躊躇しがちだ。焦って詰め寄りすぎるのは考えもの。気長にアプローチするしかない。

 

仕事

鳥取人には、ひとり地道に黙々と仕事をこなす職人タイプの人間が多い。官僚の輩出率が高いという事実からも、与えられた仕事をきっちりこなす几帳面で勤勉な気質がうかがえる。
そんな彼らとは、「真面目に、礼儀正しく、控えめに」付き合うのがいちばん。相当な引っ込み思案ではあるが、人が嫌がる面倒なことも、地道にこなしていく粘り強さがあるので、ありがたい存在だ。
しかし、やはり鳥取人は控えめで口下手。営業的・外交的な要素のある仕事が苦手なのは本人も自覚しているところなので、うまくサポートしてあげよう。

 

金銭感覚

出雲大社や三朝温泉など、古くから観光資源のあった伯耆では、やや商人気質が残っている。訪れる人々に、なんとかお金を落としていってもらおうとする抜け目のない意識が根付いたのだろう。
しかし、今でも鳥取の温泉地は人気が高いにもかかわらず、宣伝といった自己PRが下手なことが災いし、損をしている風もある。

金銭感覚

はとにかく東北の雪国並みに堅実。女性も働き者で、共働きは当たり前だ。他人を出し抜こうなどという気概はいっさいなく、ひたすら正直に一生懸命に働き、地道に貯金を増やしていく。