県民性 出身地

愛媛の県民生

愛媛県基礎データ

人口…150万人
県庁所在地…松山市
名物・特産品…みかん、タオル
出身有名人…大江健三郎、眞鍋かをり

 

基本性格

とにかく楽天的な愛媛人は、素朴で明るくのんびりした気質。「伊予の駆け出し」という言葉があるとおり何ごとも思い立ったらすぐ行動! 途中で行き詰まっても「どうにかなるさ」とマイペースだ。

 

お国自慢 これが日本一

仕事時間の短さ

温暖な瀬戸内海の気候はのんびり屋の愛媛人を育てた。それが仕事時間に表れている。セカセカ働くよりもそこそこ満足できる生活が、愛媛人には合っているのだ。

道後温泉

松山市にある道後温泉は日本最古の温泉。『伊予国風土記』という文献には、少彦名命と大国主命という2人の人物がこの湯を拓いたという記述がある。今の道後温泉本館は1984年に建てられたもの。

 

恋愛

開放的で人当たりがいいため、愛媛人の周りには自然と人が集まる。しかし、いまいち何を考えているんだかわからない、親々とした雰囲気を持っている県民性。基本的に淡白なのであまり深入りせずに、折を見て少しずつ詰めていこう。
また愛媛人は虚飾度が高く、日本で最も見栄っ張りな県民。彼らを落とすには、自尊心をくすぐつてあげるのがポイントだ。「その時計、いいね」などというひと言や、「そんなこと知ってるんだ!スゴイね」という言葉が、確実に彼らとの距離を縮める。基本的に単純で人間らしい県民性だ。

 

仕事

愛媛人ののんびり気質は、仕事においては裏目に出ることが多い。基本的に楽天的なので、いくら重要なことでもあまり真剣に考えない傾向にある。
愛媛出身の上司の場合、全般的になまぬるくちゃんと進むはずの仕事も、なかなか進まないこともしばしば。滅多に怒らないので部下としてはやりやすいかもしれないが、それに浸かっていては、どんどん甘い人間になっていってしまう危険性もある。部下は部下でマイペースがすぎる困り者…‥。きちんとノルマを設定し、手とり足とり1から10まで教えてあげる必要がある。
ただし愛媛人は、人とは違うことがしたい大の目立ちたがり屋でもある。独創性を要求する仕事なら、案外思わぬ本領を発揮して周囲をあっと驚かせてくれるかもしれない。

 

金銭感覚

<金銭感覚については、東予(徳島寄り)、中予(松山周辺)、南予(宇和島周辺)で異なる。
東予は徳島人に近く、商人気質が残る。かつては焼物などの商売をしていた「伊予商人」は、この地域で活躍していた。中予は、正岡子規や高浜虚子などの文人を生んだだけあり享楽的。遊びのために働くという感覚だ。南予はさらに調子がいい。パーつと消費することが美徳とされている。
このように、愛媛人の金銭感覚は、歴史や地理によって、3つのタイプに分かれる。